愛犬はけっこう空気を読んでいます。。。(愛犬元気13)

以心伝心の真相は優れた観察力のたまもの

落ち込んでいると犬がそばに来て、なぐさめるように顔や手をなめたりすることがありますよね。

いつも元気に走り回っている犬が、家族が病気のときは静かに見守っていたという話もよく聞きます。

慰める犬のイラスト 『犬には人の気持ちを読む超能力がある』とささやかれたりしますが、実はこの意見、当たらずといえども遠からず。

犬は言葉を持たない分、五感をフルに使って相手の気持ちや周囲の状況を感じ取ろうとします。

だから、微妙な声のトーンや表情の違いを、人より何倍も敏感に察知できるのでしょう。
かの有名なフロイトも、このような犬の能力を見抜き、愛犬に診療の手伝いをさせていたそうです。

愛犬のチャウチャウは、患者が落ち着いていると近くに寄り添い、緊張していると離れるといった行動で患者の精神状態を知らせていたといいます。

ちなみに、『なぐさめる』という行動は犬どうしでも見られるそうで、ケンカを見ていた第三者の犬は、負けた犬をなぐさめることが多いのだとか。

群れを維持するにはそんな役回りも必要だと本能的に知っているのかもしれません。

次回は 病気の愛犬が元気になった秘密を教えます!