犬にとって飼主とは?(愛犬元気3)

もう、いつまでたっても子どもなのだからぁ

いぬが人の生活にすんなり溶け込めるのは、いぬと人の社会構成がよく似ているからだといわれています。
イヌ科の動物のほとんどは、一組の夫婦とその子供らからなる家族で群れをつくって生活するそうです。

ということは、ペットとして飼われているいぬにとって、一緒に暮らしている人は同じ群れの仲間。
わたしたちが『いぬは家族の一員』と思うのと同じように、いぬもあなたのことを家族だと思っていることでしょう。

人と犬のイラスト ごはんをくれたりいろいろなことを教えてくれる飼主さんは、群れのリーダー、親のような存在になるのでしょうか。
そもそもいぬは、おとなになっても幼い行動が残る『幼形成熟』の動物。

気持ちはずっと子供のままで、無邪気に遊ぶ姿や飼主さんに見せるひたむきな愛情は子供そのもの。

だからこそ、わが子同様に(わが子以上に?)いとおしいと思ってしまうのですね。
でも、子供にも見る目があるのをお忘れなく。
飼主さんが頼りないと、いぬは『自分がしっかりしなきゃ』と自己主張が強くなり反抗することもあるのでご注意を。

次回は  愛犬と見つめあえるのは相思相愛ってことだね。(愛犬元気)