何を伝えたいのかな?もう1回吠えてごらん。(愛犬元気8)
野生の動物とくらべると飼い犬はよく吠えます。
あまりうるさく吠えられると近所迷惑になるので、どうにか止めさせたいと思う飼主さんも多いかと思いますが、その前に少し考えてみてください。
人に飼われている方がよく吠えるということは、それだけ私たちに何かを訴えたいということ。
特に『ワンワン』という吠え方は人と暮らす犬独特のものだそうで、犬を野生に戻すとこの吠え方はしなくなり、逆に野生のオオカミを飼いならすと『ワンワン』と吠えるようになります。
吠えることは犬にとって大切なコミュニケーションなのです。
吠える理由はさまざまで、うれしいときや不安・恐怖を感じたときなど、自分の気持ちを表すために吠えることもあれば、『遊んで』『おなかがすいた』など、何かを訴えようと吠えたり、遠吠えのように本能的に吠えることも。
犬種の特性として吠えやすい犬もいますが、飼主さんとの信頼関係があれば『吠えなくてもわかってくれる』と、落ち着くようです。
犬が吠えたときには、『うるさい』と叱る前に犬の声に耳を傾けてみましょう。
次回は 愛犬のしぽの揺れは心の現れなんだよね。(愛犬元気9)