わたしたちも犬に選ばれているんだね。(愛犬元気6)
犬は人によってけっこう態度を変えます。
とあるお宅の柴犬は、何故か隣の家のおじさんを見ると、ピシッと背筋をのばしてオスワリをするのだとか。
犬は人のどんなところを見ているのでしょうか?
研究者たちが行った犬の認知能力を調べる興味深い実験があります。
正反対の行動をとるふたりの人を犬に見せ、どちらを好むのか・・・・・というもの。
食べ物をほかの人と分け合って食べる人と、盗んで食べる人では、犬は前者を選びました。
犬とのロープの引っ張り合いで、犬を勝たせてあげる人と、勝たせない人、犬が選んだのはやはり前者。
どうやら仲間と協力して狩りをしてきた犬は、『協力し合える相手』を好むようです。
飼い犬にとって、人と協力して行うことといえば遊び。
一緒に楽しく遊べる人が犬の心をつかむのかもしれません。
また、この実験では、犬は観察するだけで人柄を見抜けることが分りました。
隣のおじさんに敬意を払う柴犬も、どこかでおじさんの行動を見ていたのでしょう。
あなたもいつ、どこで犬に見られているか分りませんよ。
次回は 犬は過去の経験がトラウマに。(愛犬元気)