わたしたちも犬に選ばれているんだね。(愛犬元気6)

犬は人によってけっこう態度を変えます。
とあるお宅の柴犬は、何故か隣の家のおじさんを見ると、ピシッと背筋をのばしてオスワリをするのだとか。

犬は人のどんなところを見ているのでしょうか?
研究者たちが行った犬の認知能力を調べる興味深い実験があります。


お迎えする犬のイラスト 正反対の行動をとるふたりの人を犬に見せ、どちらを好むのか・・・・・というもの。

食べ物をほかの人と分け合って食べる人と、盗んで食べる人では、犬は前者を選びました。

犬とのロープの引っ張り合いで、犬を勝たせてあげる人と、勝たせない人、犬が選んだのはやはり前者。

どうやら仲間と協力して狩りをしてきた犬は、『協力し合える相手』を好むようです。
飼い犬にとって、人と協力して行うことといえば遊び。
一緒に楽しく遊べる人が犬の心をつかむのかもしれません。

また、この実験では、犬は観察するだけで人柄を見抜けることが分りました。
隣のおじさんに敬意を払う柴犬も、どこかでおじさんの行動を見ていたのでしょう。
あなたもいつ、どこで犬に見られているか分りませんよ。

次回は 犬は過去の経験がトラウマに。(愛犬元気)

愛犬のぺろぺろ攻撃。(愛犬元気5)

気持ちはうれしいけど、もう少し落ち着いて

飼主さん目指してもうダッシュ、足元にピョンピョン飛びつき、仕上げは顔にぺろぺろ攻撃!
よく帰宅時に見られるこの光景、『わたしって愛されている』と感じる瞬間です。


ぺろぺろ犬 犬の愛情表現の代表的なものといえば、この飛びつきと顔ペロ攻撃。
どちらも、もとは子犬が母犬にごはんをねだる時の行動です。

子犬はおなかがすくと母犬の周りを飛び回り、口元をなめます。
すると母犬は食べたものを吐き出して子犬に与えるのです。


威嚇されたときも、相手の気持ちをなだめるため口元をなだめるのだとか。
これらの行動の名残で、飼主さんに甘えたいときやうれしい気持ちを伝えたいときに、ピョンピョン!ぺろぺろしてしまうのですね。

せっかくの愛情表現ですから受け入れたいものですが、衛生的にはよくありません。
犬の口にはパスツレラ菌という菌がいて、マウストゥマウスのキスや傷口をなめられることで人に感染するそうです。

また、大型犬の飛びつきも事故の原因に。
犬の愛情表現はほどほどで静止し、『なでなで攻撃』で愛情返しをしてあげてはいかがでしょうか。

次回は  わたしたちも犬に選ばれているんだね。(愛犬元気)

愛犬と見つめあえるのは相思相愛ってことだね。(愛犬元気4)

『何かしら・・・・・なんだか見られている気がする』視線を感じて部屋を見渡すと、物陰からこちらをうかがう真っ黒な瞳が!きゃ~~


見つめる犬 まるでストーカーのような熱視線を送る犬と、まんざらでもない飼主さんの日常的なワンシーンですが、こんなふうに見つめあえるのは、とても幸せな事なのです。

動物の世界では相手をじっと見るのは挑発のサインになるので、普段、目を合わせることはほとんどありません。
犬が飼主さんをじっと見るのは、100%信頼を寄せている証拠。


『次は何をするのかな?』と大好きな人の動きに注目しているのです。
人と一緒に生活するうちに『目を見て気持ちを読み取る』という人ならではのコミュニケーションを見につけたのかもしれません。

また、犬に見つめられることは人の体にもよいということが科学的に証明されています。
愛犬に見つめられる時間が長い人ほど、胸の疲れを癒し幸福感をもたらしてくれるホルモン『オキチシン』が増えるのだとか。
アイコンタクトは、犬の信頼を得た飼主さんだけの特権というわけですね。

次回は  愛犬のぺろぺろ攻撃。(愛犬元気)

犬にとって飼主とは?(愛犬元気3)

もう、いつまでたっても子どもなのだからぁ

いぬが人の生活にすんなり溶け込めるのは、いぬと人の社会構成がよく似ているからだといわれています。
イヌ科の動物のほとんどは、一組の夫婦とその子供らからなる家族で群れをつくって生活するそうです。

ということは、ペットとして飼われているいぬにとって、一緒に暮らしている人は同じ群れの仲間。
わたしたちが『いぬは家族の一員』と思うのと同じように、いぬもあなたのことを家族だと思っていることでしょう。

人と犬のイラスト ごはんをくれたりいろいろなことを教えてくれる飼主さんは、群れのリーダー、親のような存在になるのでしょうか。
そもそもいぬは、おとなになっても幼い行動が残る『幼形成熟』の動物。

気持ちはずっと子供のままで、無邪気に遊ぶ姿や飼主さんに見せるひたむきな愛情は子供そのもの。

だからこそ、わが子同様に(わが子以上に?)いとおしいと思ってしまうのですね。
でも、子供にも見る目があるのをお忘れなく。
飼主さんが頼りないと、いぬは『自分がしっかりしなきゃ』と自己主張が強くなり反抗することもあるのでご注意を。

次回は  愛犬と見つめあえるのは相思相愛ってことだね。(愛犬元気)

子犬の飼主さんとの出会い、その心境は?(愛犬元気2)

不安でいっぱいだよね  でも大丈夫だよ

いぬを飼う場合、生後2~3か月ごろの子いぬを、ペットショップやブリーダーさんから購入、または知人から譲り受けるという場合が多いのではないのでしょうか?

生後3週間を過ぎれば性格の特徴も現れてくるので、出会いのシーンでは走って飛びついてくる元気ないぬもいれば、少しずつ近づく慎重派、まったく反応しない人見知りなど、犬の個性を見ることができるはず。

子犬のイラスト ただ、どんないぬを引き取るにせよ、最初の2~3日は注意が必要。
いぬの生後2~3か月といえば、母親中心の世界から外へ興味を広げる時期。

いろいろなことを吸収し、母親に代わるリーダーを受け入れやすいのですが、同時に恐怖や不安にも敏感になります。


元気に見えるいぬでも、知らない環境に内心ドキドキしているはず。
なかにはストレスで体調を崩す犬もいるのだとか。

待望のいぬが来て遊びたい気持ちはわかりますが、こちらから手を出すのは2~3日は我慢して。

食事とトイレのとき以外はそっとしておいてあげましょう。
新しい環境や飼主さんのにおい、声に慣れる時間が必要です。

人と犬はきっても切れない縁ですから。。。。。(愛犬元気1)

お互いに支えあって生きてきたんだね

さまざまな動物がペットとして飼われていますが、犬と人の関係って特別に思えませんか?
決してひいき目で見ているわけではありません。

人と犬は仲良しのイラスト これほど人の気持ちを理解し、友として寄り添い、ときには仕事を助けるパートナーにもなる。
そんな動物、ほかにはいませんよね。

人と犬の歴史は、約1万5千年前の旧石器時代、オオカミが人の食べ残しを食料とし、人の近くで生活し始めたのがきっかけといわれています。

『人のそばで生きる』という選択は、オオカミの攻撃性を弱め、意思伝達能力や集団の中で生きる社会性をより発達させました。

その変化は犬歯の縮小、たれ耳、巻き尾の出現など外見にも表れます。
そうして誕生したのが現在の『いぬ』の祖先。
つまり、人とともに生きるために生まれたのが犬なのですね。

一方、人にとってもいぬはかけがいのない存在だったはずです。
獲物を仕留める牙や俊敏な足を持たない人が弱肉強食の時代を生き延びたのは、いぬという狩りのパートナーがいたkらこそ。
いま、わたしたちが存在するのもいぬのおかげ。
そう思うのは大げさでしょうか?

次回は 子犬の飼主さんとの出会い、その心境は?

母への報告が間に合いませんでした。。。。。

私は娘が小学校6年生の2学期までは娘の成績には全く無関心でした。
仕事三昧の毎日でした

そんなある日娘がA高校に行きたいと言って来ました。
A高校とは偏差値が72もある難関校でした。

家庭教師 私は、娘のこの一言で娘の家庭教師を土日は行うようになりました。
それは娘が小6の3学期からでした。
私の家庭教師は半端ではなくて、土日は毎週10時間勉強を行いました。

そのかいあって中学に入った時の実力テストで娘はクラスで1位に輝きました。
私の家庭教師は中一の夏頃まで続きました。

娘も一生懸命に勉強しました。
中学時代は全校で1位になった事も何回かありました。

娘が、もう私1人で勉強するから私の家庭教師はしなくても良いと言ったのが中1の夏休みでした。

それから2年後。
中3になった娘の生活は感動ものでした。

朝は6時に起きて7時には中学に行って勉強していました。
又、学校の授業が終わると今度は塾に行って毎晩23時まで勉強していました。

娘の友達もその姿を見て『Bさん(娘)を見ていると涙が出てくる。』と周りに感動も与えていました。

そんな中、私のは身体が弱くて入退院を繰り返していました。
私は、母のお見舞いに行く度に娘の頑張りを報告していました。
私の母も、孫が可愛いので応援していました。

合格発表 そんな苦労が実ったのが娘の高校の合格発表の日です。
その日は私も妻も仕事を休んで娘の合格発表を見に行きました。

午前9時。
遂に、合格発表が掲示板に貼りだされました。

私はドキドキしながら掲示板を見ました。
すると娘の受験番号が見事にありました。

私も妻も娘もみんな感動で泣いていました。
小6の3学期から始まった頑張りが遂に実りました。
この年、娘の中学からA高校に合格出来たのは娘を含めてたった2人だけでした。

それだけの難関校に合格したので家族全員感動の嵐でした。
私は妻に『今から母にも娘の合格を報告しに行こう!』と話しました。

すると私の携帯に母が入院している病院から電話が入りました。
内容は『今朝、突然具合が悪くなって危篤です。今すぐ病院に来て下さい!』というまさかの知らせでした。

私と妻は大慌てで病院に走りました。
しかし、母は病院に着く寸前で亡くなってしまいました。

私は、娘の合格を母に報告で出来なかったので大泣きしました。
何で後1日生きていてくれなかったのかと悔やんでも悔やみきれない気分でした。

 
棺のイラスト 母の棺には娘の合格証明書のコピーを入れました。

私は、生きて娘の合格を母に報告する事は出来ませんでしたが、天国でちゃんと受け止めてくれていると信じました。

正に、天国と地獄が一緒になった忘れられない一日でした。。。


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次回は 親の心子知らず。。。。。